懐剣(かいけん)・・・
「自分の身は自分で守ります」という意味になります。昔のお嫁さんは”家を守ることが仕事”でもありました。
筥迫(はこせこ)・・・
昔の紙入れとして使われていたもので、現代でいうと化粧ポーチのような物になります。女性の身だしなみを整えるために必要なものでした。
帯揚げ(おびあげ)・・・
「子宝に恵まれますように」「子孫繁栄」という意味が込められています。
帯締め(おびしめ)・・・
別名「丸ぐけ」とも呼ばれ、「永遠に幸せが続く」という意味が込められています。指輪が丸い意味と同じですね。
抱え帯(かかえおび)・・・
着物で生活していた時代では、着物の袖が邪魔になることから、抱え帯を使って袖をたすき掛けし、家事をする女性の必須アイテムでした。その名残りで、現在では飾りとして使われています。
末広(すえひろ)・・・
扇子のことです。「末広がりの栄え、幸せ」という意味が込められています。